わたしたちは、毎日様々な事を考えながら生きています。
１日に思考する回数は、６万回以上だといわれており、寝ている時以外は、ずっと何かを考えているということです。
６万回以上の思考の中で、あなたはどれほど愛する人を想い、愛する人へ意識を向けているのか、考えたことはありますか？
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愛する人を想う時間
愛する人を思うとき、沢山の思考と感情が湧いてくることでしょう。
お相手との関係が上手くいっている時には、自然に笑みがこぼれたり。
お相手との関係が少し上手くいかない時には、落ち込んでしまったり。
お相手に想いを馳せては、一喜一憂する。
あなたにとって、それはとても幸せな時間かもしれませんし、苦しい時間かもしれません。
けれど、気が付いているでしょうか。
あなたがお相手に意識を向ければ向けるほどに、本来あなたに注がれるための大切なエネルギーが、あなたに注がれることなく、お相手に渡ってしまっているということを。
それは、お相手はどんどんエネルギッシュになり、あなたはどんどん力を失っていくということでもあります。
本来、女性は陰を担当しており、自らの内側から湧いてくる感情に耳を傾け、内側に意識を向けることにより、自身の思いや欲求をくみ取ることを得意としています。
お相手に想いを馳せている時間は、お相手、つまり外側に意識を向けていることになり、自分の心の声を聴く時間をもてていないということでもあります。
お相手に全ての力を明け渡し、自分の力がないために、お相手に全てを委ねてしまうのです。
そして、お相手が望むように行動してくれなければ、怒りの感情が湧いてきたり、悲しくなってしまうのですね。
けれど、あなたがお相手にあなたのエネルギーを渡せば渡すほどに、お相手はあなたの思うような言葉もかけてくれなくなり、望むような行動をとることもなくなっていくことでしょう。
なぜなら、お相手は全力で自分にエネルギーを注いでいるにも関わらず、あなたのエネルギーまでも引き受けなくてはならないのは、とても重く感じてしまうからです。
あなたの事を愛していても、愛の言葉をかけるよりも、あなたから少し距離を置くことを考えてしまうかもしれません。
男性は、陽を担当しており、外側である社会で、現実を創造することを得意としていますので、成功や地位を掴むことで自信をつけることを重要視しています。
内側に意識を向けることができるほどに余裕ができるのは、外側である社会である程度の落ち着いた時なのです。
あなたが、お相手に想いを馳せている時、あなたはあなたの役割を全うできていません。
自分の中で分離が起きているからこそ、その分離が外側の現実をも引き起こし、全ての事が上手く回らなくなってしまうということを、忘れないでくださいね。
エネルギーを注ぐべき相手
女性に求められることは、ただ自分自身を愛し、自分に夢中になる事です。
お相手を想い、エネルギーを注ぐのではなく、自分自身のことを考え、しっかりと自分自身にエネルギーを注いであげてください。
自分の中にある、女性性の願いをしっかりとキャッチし、その願いを男性性でしっかりと叶え、自己実現してあげることにエネルギーを注いであげてください。
自分の今いるフィールドで、自分の役割をしっかりと演じることに意識を向けてください。
あなたは、どれほど自分自身のことを知っているでしょうか。
あなたは、あなたの願いを知っていますか？
自分自身の声を聞いてあげる時間をとっていますか？
自分を喜ばせるために、何か行動していますか？
まずは、あなたが幸せになること。
あなた自身が、誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分自身で自らを満たし幸せにしてあげる。
何よりも、それを最優先に考え、エネルギーを注いであげてくださいね。
あなたの人生は、あなたのものであり、他の誰かが創り上げるものではないのです。
あなたが内側の声を耳を傾け、しっかりと自己実現という形で外側の現実を創り上げていくとき、お相手もまた外側の準備が整い、内側へと意識を向け始めることでしょう。
表裏一体
それはまるで、コインのように。
表と裏があって始めて一体であるように、ツインの２人は陰と陽の違う世界を生きながらも、常に繋がっています。
２人が共に表を向いていれば成り立たないように、２人が共に裏を向いていても成り立つことはありません。
それぞれがそれぞれのフィールドで幸せを掴み、自己統合させた先に、２人の統合の道が開けます。
その道を歩くためにも、まずはあなた自身の幸せの為に、他の誰でもない、自分自身に意識を向けて大切なエネルギーを注いであげてくださいね。
あなたには、何でも創造できる力があることを、忘れないでくださいね。
皆様の１日が愛と幸せに満ちたものでありますように♡
マシュマロ
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