誰かや何かを許せない日や、許せなくて誰かを憎んでしまう日もあるかもしれません。
あの人があんな事をしたから。
あの人があんな事を言うから。
誰かに何かをされたり、言われたりしたから。
気分が害されて、とても腹が立つ!
そんな風に誰かや何かにイライラしてしまったり、悲しくなってしまう日もありますよね。
怒りが湧いた時には

どうしても怒りが収まらない時は、ハートの前に扉があるのをイメージして、その扉を開けてみてください。
凄い勢いで黒い大きな硬くて重たいロケットが胸から飛び出して、宇宙の彼方に消えていく。
そのロケットが光に変わりあなたのハートに戻ってきたら、ハートの扉を閉めるイメージをするだけで、落ち着きを取り戻すことができるので、是非やってみてください。
そして、落ち着いた時に立ち止まって考えてみてください。
なぜ、あなたはそんなに誰かや何かに腹が立ったのかを。悲しくなったのかを。
あの人が嫌な事を言ったから?
あの人が何かをしたから?
旦那様が、子供が言うことを聞いてくれないから?
本当は、誰かや何かが起こったから、腹が立ったのでも、悲しく感じたのでもないのです。
それは意味の後付けにすぎないのです。
怒りの原因

あなたが腹立たしく感じた理由は、あなたが『我慢』をしているからです。
『いい人』でいる為に自分自身に嘘をつき、我慢させ、無理をさせているからです。
それは、理想の妻や恋人でいるためかもしれませんし、理想の母親でいるためかもしれません。
良い友達でいるためかもしれませんし、良い娘でいたいからかもしれません。
けれど、それは『世間体』を意識したり、相手に何を思われるかを気にして、本音をお相手伝えずに、自分の中で抑え込んで、我慢するから苦しくなっていくのですね。
その苦しみが、心のどこかで、頑張っているのに認めてもらえない、労ってもらえないという形で怒りへと変わっていくのです。
『気遣い』、『心遣い』、『思いやり』が良い事だと信じて我慢する。
けれど、それは別の角度から見ると、『気遣い』ではなく、
嫌われたくないから。
愛してほしいから。
世間の目が気になるから。
自分の中の『恐れ』からくる、『ご機嫌伺い』だったりするのです。
心からの思いやりや喜びからする行動ではなく、仕方がないから我慢してやる。
だから疲れるし、怒りが湧いてくるのですね。
本当に愛ゆえの行動であれば、疲れることはありませんし、お相手に分かってもらいたいとと願う事も、見返りを求める事もありません。
お相手に何かを期待することもないので、何かに腹を立てる事もありませんよね。
それに、あなたが、それだけ我慢をして頑張ったとしても、
嫌われる事もあるし、
愛が遠ざかってしまうこともあるし、
良い顔ばっかりしてとか、八方美人とか、自分の意見がないとか色んなことを言われて、世間から認められなかったりすることもあります。
そんな経験したことはありませんか?
良い人だからと利用されることも、仕事や用事を頼まれたりして、更に負担や迷惑をかけられることだってあると思います。
無理をして『いい人』になることで、更に自分に無理をさせることになりかねないのです。
だって、あなたは『いい人』だから。
きっと受け入れてくれるし、何だって引き受けてくれる。
お相手は、あなたが無理をして頑張っていることに気づくこともないのです。
誰もが異なる価値観の中で生きているこの世界で、何も言わなくても分かってほしいと願ったとしても、残念ですが、その願いが叶うことはないでしょう。
あなたは、十分頑張っています。
そして、その頑張りを認めてもらいたい相手は、目の前にいる誰かにではありません。
あなたが本当に認めてもらいたいのは、他の誰でもない自分自身であるということに、気がついていますか?
内側からのSOS

あなたは時に無理をしすぎなくらい、自分の身を犠牲にしてまで頑張っているんですよ。
あなたの中から湧き上がる怒りは、あなた自身が、あなたに発するSOSなんだということに気づいてあげてください。
無理をしすぎているから、我慢しすぎているから。
人のことばかり優先しないで、もっと私をみてほしい。
誰かを大切にする前に、もっと私を優先して大切にしてほしい。
もっと正直に生きたい、もっと自由に生きたい。
そんな風に、自分で自分にメッセージを送っているのです。
嫌な事があるなら、愛と調和を意識しながら、ちゃんと説明して、嫌だと言ってもいいのです。
言ってみないと分からないことだって本当は沢山あるのです。
あんな事言ったら、嫌な思いをさせるかな?
あんな事言ったら、迷惑かな?
嫌われるかな?
そのような感情が出てくれば、外せばいいだけです。
このネガティブを外すために、この感情を捉えるために、この現実があるんだ。
そうシンプルに捉えるだけでいいのです。
わたしたちは、無駄にあーだこーだと不安な方向に想像力を膨らませてしまいがちですが、実際に言ってみると、あっさりと笑顔でOKを貰えたりするものです。
頭の中で、あれこれ考えていることは、実際お相手にとっては、何でもない事だということもあります。
お相手からすると、あなたが我慢をして、イライラしたり、怒ったり、泣いたり、ヒステリックになっている時の方が、一緒にいて居心地が悪いと感じるのです。
そんな風になるまで我慢せずに、あなたが自分自身を大切にして、ご機嫌でニコニコ笑顔で居てくれる方が、お相手だって一緒にいて心地よく感じますし、幸せなのです。
一緒に居て幸せな気分でいられるから、あなたのことを愛しいなと感じることができるのです。
そして、その愛を受け取ることで、あなたもまた更なる幸せを感じることができることでしょう。
だから、悩んだり苦しんだりする前に、自分の意見を言ってみてください。
理解してほしいと願うのではなく、あなたがあなた自身に正直でいる為に発言してみてください。
誰かを許すためにも

我慢がなくなれば、怒りもなくなります。
怒りがなくなり、気分良く好きな事をしていれば、心にゆとりができ、日々幸せを感じて生きることで、感謝が湧き、色んなことが自然と許せるようになります。
だからこそ、まずは自分のご機嫌をとってあげてください。
他の人を優先してきた人生を歩んできたのなら、あなたの内側は少し拗ねているかもしれません。
あなたがまず、あなた自身を大切にして、自分自身に耳を傾けてあげることから始めてみてくださいね。
そろそろ『誰かのせいで、嫌な思いをしている』という感覚から抜けていきましょう。
どんな事でも、全ては自分で創り出している。
新たな視点で物事を視れば、あたらしい世界が開かれます。
そして、内側が愛と平和で満たされているならば、自ずと外側の世界にも愛と平和が反映されます。
だからこそ、あなたが幸せを感じ笑顔でいることほど、大切な事は他にないということを忘れないでくださいね♡
気持ちを上手く切り替えられない時は、誰かに話すことで気持ちと意識の整理をしてみてください♡
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皆様の1日が愛溢れるものとなりますように♡
マシュマロ