幸せへの扉

状況や感情に呑み込まれそうな時は

 

どんな感情が、『わたし』の中から出てきても、その感情に呑みこまれないことが大切です。

 

目の前の状況に。

 

状況から誘発されたように感じる感情に。

 

心をかき乱されるのではなく、客観的に捉えてみてください。

 

感情を客観的に捉える方法

 

客観的に捉えるって、どうやって?

 

どうやって客観的に捉えればいいか、わからない。

 

そう感じる時には、あなたの存在とその感情が別物であると捉えてみてほしいのです。

 

別物であると捉えるためには、自分の中から出てきたネガティブな感情。

 

例えば、嫉妬や妬み、罪悪感や無価値観、怒りなど、あなたが心地よくないと感じるものは何でも手放していきましょう。

 

心地よくないと感じた時には、それがあなたの内側から外側へ、その感情を引き出すイメージしてみてください。

 

重苦しい暗い感情に重さや形、そして黒という色も加えてみましょう。

 

それが、あなたの目の前にある。

 

そんな風に客観的に見るのです。

 

ああ、そうか。

 

こんな暗くて重い気持ちが私の中にはあったのか。

 

そう受け止めた後、もう出てきたのだから、わたしの中にはないのだ

 

わたしと、この物体(感情)は別物である。

 

そう認識させてあげてください。

 

ただ、そんな風に見つめ、あなたとその暗くて重い気持ちは一体でなくなったことを意識した後に、その物体を光へと還していきましょう。

 

もうこの感情は必要ないよ、ありがとう。

 

そう感謝を伝えると、その物体が爆発し、光の粉となってあなたに降り注ぐので、その光を呼吸とともに吸い込むイメージをしてみてください。

 

何度も何度も同じ感情が出てきても、何度も何度も繰り返し光に還していきましょう。

 

何回やっても変わらないじゃない。

 

そんな風に諦めてしまうのではなく、あなたはこんなに何度もその感情を体験したんだな。

 

そう考えて、気長に取り組んでいってください。

 

そうすることで、ネガティブな感情を感じることも少なくなっていきます。

 

少しずつ重荷を下ろし、波動をあげていきましょう。

 

思考が止まらないときには

 

何かに挑戦しようとしたり、変わろうと頑張ろうとしている時、エゴの囁きが聞こえたりします。

 

エゴ(思考)が止まらなくて、気分が落ち着かない。

 

そう感じる時には、気持ちが落ち着くまで深呼吸をしてみてください。

 

様々な思考がとめどなく流れてくる時も、その思考を感じるのではなく、ただ受け流す。

 

もし、それでも気持ちが落ち着かない時には、自分の呼吸に意識を置いてみてください。

 

わたしがよくするのは、4秒で息を吸い、8秒間呼吸をとめて、16秒かけて息を吐くことです。

 

なかなか難しいんですよね。

 

最初は苦しくて全然出来なかったりするのですが、続けることで出来るようになります。

 

出来てくると、とても深く呼吸できていて、本当にリラックスできている状態になりますし、頭の中で数をカウントしているので、余計な思考の声は聞こえなくなります。

 

あくまで、わたしの場合です。

 

やり方や、方法は人それぞれですし、いろんな方法があることと思います。

 

他にも皆様にあった方法があるかもしれませんし、マントラを唱えてみるのもいいかもしれませんね。

 

思考錯誤して、ご自身にあった方法を見つけてみてください。

 

『今』ある状況を大切に

 

今、あなたが幸せな時間を過ごしているのか、苦しい時間を過ごしているのか。

 

それは、わたしには分かりません。

 

けれど、どんな時間も、永遠に続く事はないということは分かります。

 

大切な人と過ごす日々も、苦しみの中でもがいている日々も、全ては終わりを迎える日がきます。

 

わたしたちは日々進化していますし、この命も永遠に続くわけではありません。

 

だからこそ、『今』がとても大切になるのです。

 

『今』あなたの体験している出来事や感情は、『今』しか体験できないのです。

 

あなたが大切な人と一緒に時間を過ごせるのであれば、『その瞬間』を心から愛しく思い、心から楽しんでください。

 

一緒にいる大切な時間に、起きてもない2人の未来を怖がってみたり、お相手を責めたりすることに時間を使うのではなく、一緒にいられる『幸せ』に目を向け、感じる時間を多くとってください。

 

そして、出てきた心配や不安を手放していきましょう。

 

あなたが今、苦しみの中にいるのであれば、『その瞬間』しか学べない『解放』と『自分軸の確立』が促されていることに気づいてください。

 

苦しみを感じるのではなく、客観的にその感情を見つめ、手放してください。

 

状況を責めたり、誰かを悪く言ったりと、ネガティブな感情に呑まれるのではなく、手放すことを促されている、意味ある学びの期間であることを思い出してください。

 

『あなたがあなたである』ということ。

 

『あなたが自分の人生に責任を持つ』といこと。

 

いまこそ、自分の軸で立っていく時です。

 

手放しが進み、波動が上がれば、自然と状況も好転していきます。

 

あなたが真剣に取り組みさえすれば、状況は望む方へと変わっていくのです。

 

不安を感じたり、生き辛さを感じているのは、あなただけではありません。

 

それぞれが、それぞれの体験を通して感じている感情です。

 

全ての人が不安や恐れをもっていることを忘れないでください。

 

そして、『自分軸』を整える際には、必ずといっていい程、嫌な出来事も体験します。

 

それは、あなたがどれほど本気かということへのお試しでもありますし、ネガティブな感情を一掃させるためでもあります。

 

どんなことが起ころうとも、外側を意識を向けて生きるのではなく、内側に意識を向けて答えを求め、自分を信じて進む癖をつけていきたいですね。

 

真にあなたを愛せるのは、あなただけなのですから。

 

皆様の1日が愛と幸せに満ちたものでありますように♡

マシュマロ